Kubota's BLOG by 主任建築デザイナー 久保田篤正

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夕暮れの新宿 東京都庁を見上げて

2009年05月13日

プラカード持ちではなく、プライドを持って仕事が
したい建築士、

くぼたです。

昨夜は新宿にて住宅案件の打合せを行いました。

夕暮れに浮かび上がる東京都庁。
まさしく東京のノートルダム大聖堂。



24年前に行われた、都庁の設計コンペ。

丹下健三案が実施案になった経緯は紆余曲折
あったようですが、コンペ案の中で私が心引かれ
たのは磯崎新の計画案。



コンペの要項に従えば、超高層ビルにならざるを得ない
中で、磯崎案のみが低層ビルで、人が集う建築空間の
意味を問いかける意欲作でした。

落選を承知の上で自身の理念を貫いた男気を感じます。

何事にも左右されない物を創る理念。私が設計に携わる
上での根っこの部分です。

仕事とは、仕える事。皆さんは何に仕えることに喜びを感
じて仕事をしていますか?

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メンテナンスフリーを考える

2009年05月05日

メンテナンスフリーでなくてはメンテナンス無理ー?

くぼたです。

自宅の2階リビングから繋がるウッドデッキ。


(左の大きいお尻は嫁です・・・)

築9年、このスペースは増築を予定している
ため、メンテナンスを怠っていました。

2年に1回は防腐剤を塗らないとね。

その結果、



木が腐りました。次男が踏み抜いたそうです。(>_<)

クライアントとの打ち合わせで、頻繁に出るのが
メンテナンスフリーという言葉。

自然の材料を使えば、メンテナンスという手間も
かかりますが、風合いや香りを楽しむことが出来ます。
我が家のことを考え、家族で手直しを楽しむことで、
愛着も増してくると思うのですが。・・・・・

思い立ったがAB型。



レッドシダーの2×4材を購入し、雨の中作業開始。



本日は一部撤去作業のみで終了。

今日は、この辺で許してやるか!

いいえ、許してください。 (^^ゞ

このままで飽きてしまうのもAB型。

さあ。この先どうなることやら。・・・・・



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住宅の怖い空間と怖い親父との関係

2009年04月13日

家族からパパ蔵と呼ばれる建築士、

くぼたです。

先日、金沢を訪れた際に立ち寄った足軽屋敷、清水家。
無料で見学させていただきました。

シルバー人材のおば様が丁寧に床拭きをされています。

薄暗い空間。何かを思い出します。



私の親父の実家は農家です。久保田の姓からお分かりの
通り、根っからの百姓です。

20年前まで残っていたその屋敷は藁葺き屋根で、田の字
間取りの日本家屋でした。

土間から連続する台所、奥座敷の仏間、神棚、薄暗く怖い空間。
子供心に立ち入ってはいけない領域と意識していました。

現在の住宅に、子供が怖いと感じる空間は必要か否か。

それにしても、現在の日本の住宅は明る過ぎやしませんか?

暗くて、神秘的で、物思いに耽る凛とした空間や時間がほしくは
ありませんか?

天井はが高くていつも明るく清潔な空間が最良ですか?

怖い親父がいないように、怖い空間も現在の住宅にはありません。

怖い親父と、怖い(神聖な)空間を創ることが日本の家族の関係
を良くすることだと、思うのですが。・・・


そんな私は家族から「パパ蔵」と呼ばれて子供にたいして威厳なんて
ものは微塵もありませんが、

何か問題でも?

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ル・コルビュジエに想いをよせて

2009年03月18日

41才の春だから~♪

ついにバカボンのパパに追いついて
しまった建築士、くぼたです。

事務所に看板を設置しました。



以前、住宅の設計をお手伝いさせていただきました
上尾市のアイワ工芸 さんに格安にて作製いただきました。

ありがとうございます。

ロゴのイラスト。お分かりになりますか?
私が生まれる、2年前に亡くなった建築家コルビュジエ
1955年竣工の代表作「ロンシャンの教会堂」です。



15年前、フランスはスイスとの国境近く。
小高い丘の上にたたずむ祈りの建築。

美しいシルエット、大小異なる大きさの開口部から
差し込む優しい光。

私自身、はじめて建築空間に抱かれて感動を覚えた
建物です。

事務所のロゴにロンシャンの教会を拝借したのは当時
の感動を忘れることなく、志だけはコルビュジエに近づ
きたいという想いからです。

41才の春。想いを新たに踏み出します。

クライアントの皆様、プレゼンがイマイチでも、

♪冷たい目で見なーいでー♪


このオチもイマイチ。(;^ω^A



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1%に託す 村野藤吾

2009年02月20日

くぼあつです。
すこし登場の仕方を変えてみました。

仕事とは、仕える事と書いて「仕事」です。

皆さんは、何に仕えてますか。

お客さんのため?事業主のため?自分のため?
家族のため?生きていくため?

建築家は(もの造りに携わる人全般的に)
自我が強いものです。

なにしろ建築は何十年も残るもので、自分
が創造した作品として人の目にさらされるもの
ですから、自身が納得し妥協を許さない作品
を残したいと望みます。

尊敬する建築家「村野藤吾」の言葉。


「建築とは99%が施主の意向で決められ、残った
ところに1%の村野がある」


自分のカラーが1%出せれば、自分の作品にする
ことができるということ。

建築家は、クライアントから報酬を得て存在します。
クライアントに満足していただいて得られる報酬です。

建築を創造することは、誰のための仕事か。
クライアントに仕える事です。

心に刻んでこれからも建築空間の創造に励みます。



1%で久保田カラーが出せる自分になるために。

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